日焼け止めや紫外線にまつわるこんな誤解、あなたはしていませんか?
✔紫外線はとにかく避けるべき
✔日焼け止めは朝1回塗ればOK
✔日焼けサロンは安全
✔ファンデーションの日焼け止め効果だけでも十分
✔曇りや屋内は安全
✔使用期限切れでも大丈夫
✔高いSPFがベスト
日焼け止めは、正しい知識と使い方でこそ“肌を守る力”を発揮します。
「連載:2025年夏の紫外線と肌管理」第三回となる今回は、よくある7つの誤解とその真実、そしてより効果的なUVケアのヒントをご紹介します。
夏でも冬でも、屋内でも屋外でも、紫外線は私たちの肌に影響を与え続けている
「日焼け止めは夏だけ使えばいい」「SPF値が高ければ安心」など、よく耳にする情報の中には、実は間違った思い込みも少なくありません。
紫外線による肌への影響を防ぐには、正しい知識と毎日のケアが重要です。この記事では、多くの人が信じている7つの“日焼け止めにまつわる誤解”を解説しながら、肌をすこやかに保つためのヒントをお伝えします。
誤解①「紫外線はとにかく避けたほうがいい」
→紫外線(UV)は肌老化の原因となる一方、ビタミンDの生成に必要な要素でもあります。特に日差しの弱い季節や屋内中心の生活では、ビタミンD不足が懸念される場合も。重要なのは「適切な量の紫外線を受け、しっかり肌を守ること」です。抗酸化成分(ビタミンA、C、Eなど)を取り入れるスキンケアも併用すると理想的です。
誤解②「朝1回塗れば、日焼け止めは一日中もつ」
→日焼け止めの効果は、汗や摩擦、時間の経過とともに低下していきます。特に外出時やスポーツ時は2〜3時間おきの塗り直しが推奨されます。日焼け止めを正しく使うことが、紫外線対策と美肌づくりの第一歩です。
誤解③「日焼けサロンなら安全に焼ける」
→日焼けサロンでは主にUVA(紫外線A波)が使用されますが、これは肌の真皮層まで届き、光老化(シワ・たるみ)や肌ダメージの原因になります。エンビロンの創設者であり形成外科医でもあるDr.デス・フェルナンデスは、「日焼けは肌への火傷の一種であり、回復には時間とケアが必要」と述べています。
誤解④「ファンデーションにSPF表示があるから日焼け止めは不要」
→ファンデーションは、美しい仕上がりのために薄く塗ることも多く、表示されているSPF値どおりの紫外線防御効果を得るのが難しい場合があります。そのため、紫外線から肌をしっかり守るには、ファンデーションとは別に日焼け止めを使用することが重要です。
誤解⑤「曇りの日や屋内では日焼け止めはいらない」
→紫外線は曇り空や窓ガラス、照明などからも届きます。特にUVAはガラスも通過するため、室内にいても肌への影響を受ける可能性があります。日常的に低刺激な日焼け止めを使う習慣をつけることが、美しい肌の継続につながります。
誤解⑥「使用期限を過ぎた日焼け止めでも使って大丈夫」
→紫外線カット成分は、時間とともに安定性が低下します。使用期限を過ぎた製品では、紫外線防御効果が落ちている可能性があるため、肌を紫外線から適切に守る観点からも使用を控えることが望ましいとされています。
誤解⑦「SPF値が高いほど、高い効果がある」
→SPF値が高くなるほど、紫外線B波に対する防御時間は延びますが、SPF15で約93%、SPF50で約98%のブロック率と、実はその差はごくわずかです。むしろ、高SPF値の製品には肌に負担をかける可能性がある成分が含まれている場合もあります。エンビロンでは、「適度なSPF」+「ビタミンA・C・Eによる肌ダメージ対策」+「こまめな塗り直し」という総合的なアプローチをおすすめしています。
日焼け止め選びと使い方のポイント
- SPFとPAのバランスを確認
→日常使いには「SPF15〜30」「PA++以上」がおすすめ - ビタミンA、C、Eなどを併用
→紫外線による肌ストレスを軽減 - 日常でも塗る習慣を
→天候や季節に関係なく、毎日のスキンケアとして取り入れましょう
まとめ
日焼け止めは「夏だけ」「外に出る時だけ」ではなく、1年を通じて、肌の健康を守るための基本ケアです。
誤った情報に惑わされず、科学的根拠と正しい知識に基づいたUVケアを続けることで、未来の肌は確実に変わっていくはずです。
※本記事は一般的な美容・スキンケア情報の提供を目的としています。肌の状態や体調に不安がある場合は、医師または専門家へのご相談をおすすめします。
(参考)
Sunscreen myths, busted | Environ Skin Care
900410650.pdf
